りぼんっ子だった私。
ママレードボーイが実写映画化されましたが、吉住渉の作品ではハンサムな彼女が1番好きです。
中学3年生の未央を取り巻く華やかな芸能界や子供とは思えない恋愛物語。
とにかく未央が大人っぽく、オシャレで可愛くて憧れていました。
中学生ということに未だに驚くけれど、小学生だった私にはとても魅力的な世界でした。
そして、タイトルにもなっている"ハンサムな彼女"はその後も私に影響を与えてくれています。
一般的に"ハンサム"という言葉は男性に使うことが多いと思います。
今でこそ女性にも使いますが、あの当時は珍しかったんじゃないかな。
未央の恋人である一哉が言った"ハンサムな彼女"とは、
「クールで
知的で
毅然とした
そんな感じかな
最高の褒め言葉だと思うよ」
このセリフ大好き!
大人になって読み返すと、女性を1人の人間として尊重しているセリフだと気が付きました。
未だに男尊女卑が根強く残っていますが、このセリフを男性である一哉に言わせるなんて、本当にすごいことだと思います。
私も未央みたいに"ハンサムな彼女"になりたいし、一哉みたいにサラッと言えちゃう男性が増えたらいいなぁ。
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