両祖母の家が田舎で少しですが農業もしていたため、長期休みは旅行をする友人を羨ましく思いつつ帰っていました。
田舎で過ごす日々は好きでしたし、友人もいたため飽きることもなかったのですが、それでも「いいな~」とふてくされることもありました。
そんな私の考えを払拭してくれたのが「おもひでぽろぽろ」。
都会育ちのOL・タエ子は休暇を取得して、姉の夫の親類が住んでいる山形に滞在させてもらいます。
キャッチコピーである「私はワタシと旅に出る」のようにタエ子は、田舎に憧れていた小学5年生のタエ子(思い出)を連れて。
とても楽しい日々を過ごしますが、田舎に永住する話が出た時に当たり前ですが悩みや迷いが生じます。
そんなタエ子に小学5年生のタエ子が見守ってくれたり背中を押してくれて、ある決断をすることに。
私は子供だったということもありますが誰でも田舎があると思っていたので、田舎がない人がいることに衝撃を受けました。
それと同時に田舎に憧れている人がいることにも。
"自分が当たり前だと思っていることも、他人にとってはそうでないこともある"
ということを学べた上に田舎があるってすごいことなんだと嬉しくなりました。
今でも田舎で過ごし日々は大切な思い出ですし、貴重な経験だったと思っています。
ですが、これらの考えは「おもひでぽろぽろ」を観たからこそ。
本当にジブリ作品は学ぶことがたくさんあります。
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